やまだはると
      ©SEIBU Lions

2025年に開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の競技のひとつに高等学校野球(硬式)があります。令和4年度「いちご一会とちぎ国体」に出場された、山田陽翔投手にお話を伺いました。

Q.野球を始めたきっかけや思い出はありますか?

小さい頃から3つ年上の兄と父が公園でキャッチボールをしているのを見ていました。そこから、兄の少年野球の試合を見に行ったのがきっかけで野球をしてみたいと思いました。

Q.野球の魅力は?

野球は9人で行うスポーツですが、その裏には多くの方の支えがあって成り立っています。その上で対戦相手にも敬意を払い、常に感謝の気持ちを持って全力で勝ちに行くところが魅力です。また、試合中に練習の成果が発揮された時はうれしく思いますね。

Q.プロ野球選手になってよかったことはありますか?

毎日、高いレベルの中で野球が出来ることです。自分より年上の選手の方々と一緒にプレーをすることでたくさんの学びを得ることができるので、プロ野球選手になってよかったなと思います。

Q.挫折や苦しい思いをどのように乗り越えてきましたか?

思ったようにいかないと、自分がやってきたことに自信が持てなくなり、目標やなりたい理想像があやふやになってきます。しかし、自分の軸をしっかり持って、ピッチャーとして一球一球を大切にして、バッターとの勝負を積み重ねていくことが大切だと考えています。

Q.パフォーマンスを保つ秘訣を教えてください。

しっかりと寝ることです。寝ることで疲労回復になり、次の日のパフォーマンスを上げることができます。8時間睡眠に、マットレスは上質なものを使い、質の良い睡眠をとることを心がけています。

Q.プロ野球選手になる前で、印象に残っている試合はありますか?

初めて甲子園に出場した時の2回戦です。相手は優勝候補である大阪桐蔭であり、同じ近畿代表として絶対に負けられないという思いで戦いに臨み、勝利することができたので印象に残った試合となりました。

Q.試合前のルーティンはありますか?

マウンドに上がる前の白線は踏まないようにしています。ゲン担ぎといいますか、いつも踏まないから踏まないようにしているという感じではあります。

Q.今後どんなピッチャーになりたいですか?

まだまだ若輩ですので、これからどんどん成長して、みんなを引っ張っていけるピッチャーになりたいです。埼玉西武ライオンズを背負うピッチャーにこれからなっていきたいと思います。

yamada haruto©SEIBU Lions

Q山田投手にとって、滋賀県はどのようなところですか?

自然豊かな街なので、野球に集中できる環境があっていいところです。地元は温かい応援があり、自分たちの力になるので、いい場所だなと思います。

Q. 2025年滋賀県での国スポ・障スポの開催について、選手や地元の方々へメッセージお願いします。

滋賀の国スポでは、出場する高校球児、応援する方はもちろん、関わる皆さん全員が輝く大会になることを願っています。私も負けないよう、輝きを放つことができる選手を目指し、これからも頑張っていきます。

山田 陽翔(やまだ はると)投手のプロフィール(2024年10月現在)

2022年 「いちご一会とちぎ国体」出場
第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ 第3位
埼玉西武ライオンズ所属