• 背景色
  • 標準
  • 青色
  • 黒色
  • 文字サイズ

ローイング 島田 隼輔(しまだ しゅんすけ)選手

2024年4月20日

島田隼輔選手

2025年に開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の競技のひとつにローイングがあります。令和5年度「燃ゆる感動かごしま大会」に出場された島田隼輔選手にお話を伺いました。

Q. ローイングを始めたきっかけは?

兄の影響で始めました。小学校の時は、兄がサッカーをしていた影響でサッカーをやり、その後に兄がローイングを始めたので、ローイングもかっこいいなという形で始めました。常に兄の背中を追いかけていました。

Q.ローイングの魅力は?

ボートが水を切っているところや、風を感じられるところが気持ち良いです。ボートがうまく進んだときはとても楽しくて爽快感があります。

Q.競技と仕事を両立する上で、どのようにコンディションを保っていますか?

寮ではなく、実家から通えていることが大きいです。親の支えがあるので、仕事や練習が終わった後にリフレッシュの時間、睡眠時間を確保することができます。それがコンディションを保つことに繋がっているので良い環境を作ってくれる家族に感謝しています。

Q.練習内容について教えてください。

基本的には瀬田川に出てボートを漕いでいます。週一回ほどの筋トレの時や、雨風が強くて練習ができない時、測定の時は室内でローイングエルゴメーターを使います。

練習風景

Q.結果が出なくて悩む時はありますか?

高校生の頃はスカル(二本のオールを使って漕ぐ方法)でシングルだったのですが、今はフォア(一本のオールを使って漕ぐ方法)でグループを組んでいます。一人で自由に漕ぐのではなく、息を合わせて漕ぐ必要があるので、レベルの高い方と組むとうまく漕げなくて悩みますね。

Q.悩みを克服する方法はありますか?

レベルの高い方と組むからといって合わせようとばかりせず、自分の良い漕ぎを追求することが大切だと感じています。対戦相手においても同じで、相手を意識しすぎると良い漕ぎがあまりできません。自分に集中した時の方が結果も良かったりするので、自分との闘いだと思って取り組んでいます。

Q.印象に残っている大会はありますか?

大学4年生の時のインカレです。予選では一着だったので、自信をもって決勝に臨みましたが、残り200メートルで本来だと追いつけないほどの差をライバルにつけられてしまいました。そこであきらめずに、残り100メートルで追いつき、ラストスパートをかけて振り切り、優勝することができました。

Q.今後の目標は?

今年の全日本選手権でエイト(8人漕ぎ)で優勝することです。

Q.大津市で開催される国スポ・障スポへ向けての思いをお聞かせください。

国スポというのは自分にとっても特別な大会です。以前、国体(現国スポ)で優勝した時、地元の方に声をかけてもらう回数が増えたので、色々な方が注目されているんだなと感じました。来年度は地元の滋賀県で行われる国スポなので、さらに勝ちたいという気持ちが強いです。

島田 隼輔(しまだ しゅんすけ) 選手のプロフィール

東レ滋賀ボート部所属

2021 全日本大学選手権 優勝
2022 全日本大学選手権 優勝
2022 U23世界選手権 ペア 15位
2022 全日本選手権 男子エイト 3位