かわぐち ゆういち

2025年に開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の競技のひとつにバスケットボールがあります。のじぎく兵庫国体に出場経験のある川口選手にお話しを伺いました。

Q.バスケットボールを始めたきっかけは?

姉の影響で、小学2年生からバスケットボールを始めました。

Q.バスケットボールの魅力は?

攻守の切り替えが早く、見ごたえがあるところです。同じチームでも戦術次第で雰囲気が変わり、奥が深いです。

Q.川口さんが所属しているLake Blueはどのような経緯で結成されたのですか?

2025年に開催されるわたSHIGA輝く国スポに合わせて県代表チームとなる母体を作ろうということになり、2023年に結成されました。強くなるためには経験を積もうということで、現在は近畿リーグに所属しています。

Q.Lake Blueが得意とする戦術を教えてください。

早い展開に持ち込むことが得意です。チームメイトとの話し合いの中で、他のチームと同じ戦い方をしていても勝てないという結論に至り、スピーディーな展開で得点することを私たちのチームが目指す戦いとしました。

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Q.これまでバスケットボールを続けてきたなかでうれしかったことを教えてください。

チームとしてやりたいバスケットボールができ、結果につながったときがやはりうれしいですね。長年バスケットボールを続けていると、それだけ様々な経験を積むことになります。一人一人、考え方や、やり方が全然違うため、勝つためにはメンバーと話し合いをしてチームとしてやりたいことをすり合わせることが大切です。

Q.バスケットボールを通して難しいなと感じることはありますか?

結果が出なかった時は、このままでいいのかなと悩んでしまうことがあります。しかし、チームはまだ結成したところですし、うまくいかないこともたくさんありますが、その中で着実に一歩ずつ進んでいるなと実感しています。

Q.チームの一員として意識されていることはありますか?

社会人バスケットボールチームなので、仕事の合間を縫って練習しなければならず、一回一回の練習が非常に大切となります。練習の質を上げるために、何でも言い合える雰囲気づくりが最年長である私の役割だと思っています。

Q. お仕事をしながらコンディションを保つ秘訣は何ですか?

警察の仕事をしていて不定休なので、朝まで仕事をし、寝ずにそのまま試合に行くこともありますが、楽しいので頑張れています。ずっとバスケットボールと仕事を両立してきたので慣れもありますし、今は職場の理解もあり、最高のパフォーマンスを発揮できていると感じており、感謝しています。

Q.印象に残っている試合はありますか?

昨年(2023年)、全国大会に初めて滋賀県代表として出場することができ、開催地が地元、大津市だったので多くの方々に応援していただくことができました。初戦が格上のチームだったのですが、みなさんの応援からエネルギーをもらって勝つことができたので、自信にもつながりました。

Q.試合前に心がけることはありますか?

チームの雰囲気に気を配っています。試合前はどうしても緊張してしまうことがありますが、そんな時こそいつも通りの雰囲気を作ろうと思っています。特に格上相手ですと委縮してしまいがちですが、アップの時に声を出して気分を盛り上げるなど、いい形で試合に入れるように心がけています。

Q わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025に向けての思いをお聞かせください。

バスケットボールが大津市で開催されるので、たくさんの方々に応援していただけると私たちの糧となります。滋賀国スポで日本一になれるよう、日々魅力あるチームを目指し邁進しているので、ぜひ滋賀ダイハツアリーナに試合を見に来て欲しいです。滋賀県代表としてのプライドを持って、プレイさせていただきます。

川口 裕一(かわぐち ゆういち)選手のプロフィール(2024年9月現在)

2024年 高松宮記念杯 第6回全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ ベスト16

男子近畿SB2リーグ Lake Blue 所属