2024年8月1日
2025年に開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の競技のひとつにバドミントンがあります。大津市の高校でバドミントンをしていて、令和5年度の「燃ゆる感動かごしま国体」に出場した安田選手にお話を伺いました。
Q. バドミントンを始めたきっかけは?
兄の影響で3歳くらいからラケットを握っていて、5歳くらいから本格的に始めました。兄が高校生の時まで一緒にやっていました。
Q.バドミントンの魅力は?
身長やパワーの差によって勝敗が決まるわけではなく、自身の特性や強みを活かすことで、どんなタイプの人でも勝つことができるのが魅力です。
Q.力を入れて練習していることはありますか?
筋力や体力に課題があると感じているので、ウェイトトレーニングやランニングに力を入れています。比叡山の急な勾配を一定の速さで走れるように意識しています。後は、気が短い性格なので、粘り強くラリーを続けることを頑張っています。
Q.シングルスとダブルスどちらが得意ですか?
ダブルスの方が得意です。ダブルスを組んでいる相手は小学生の頃から知っているので、先輩ですが気を使わずに思いきりプレーができます。
Q.印象に残った試合はありますか?
小学6年生の全国大会です。優勝することができたので嬉しかったのを覚えています。もう一つは、去年(2023年度)のインターハイの初戦です。当時は高校1年生で、相手が高校3年生でしたので、挑む気持ちで自分を鼓舞して試合に臨んだことで、プレッシャーなく戦うことができ、勝利することができました。
Q.シーソーゲームになった時の気持ちは?
やっぱり焦りますね。気持ちがあまり強いほうではないので、パートナーの声掛けや先生から助言をもらって、支えてもらっています。
Q.気持ちを切り替えられた言葉はありますか?
今年(2024年)の3月に滋賀県の選抜大会があり、重要な試合だったのですが、途中まで負けていました。自分自身ミスも多く、プレッシャーがかかっていたのですが、インターバルの時に兄が「どうせ最後だからもっと楽しめよ。」と声をかけてくれました。その言葉で気持ちが楽になり、盛り返して勝つことができました。
Q. 壁にぶつかった時、どのように乗り越えますか?
気持ちの問題や体調不良などにより、チーム全体で試合に勝てないことがあります。そんな時は士気も下がりがちになるので、先頭にたって、前向きな姿勢で練習に取り組みます。
Q.今後の目標を教えてください。
将来は実業団に行きたいので、実業団の方や、大学生が多く出場されているJOCという大会で結果を残したいです。大きな目標はオリンピックで金メダルをとることです。楽しみながらいい結果を残せたらいいなと思います。
Q.わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025に向けての思いをお聞かせください。
中学生の時からずっと意識していた大会であり、どの大会よりも大事に思っています。応援してくださる皆さんの期待に応えたいと思っています。